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最高裁判所第一小法廷 平成8年(行ツ)175号 判決 1998年4月30日

上告人

赤田圭亮

上告人

村上芳信

右両名訴訟代理人弁護士

新美隆

藤沢抱一

被上告人

横浜市人事委員会

右代表者委員長

末柄辰雄

右当事者間の東京高等裁判所平成六年(行コ)第一八一号措置要求判定取消請求事件について、同裁判所が平成八年四月二五日に言い渡した判決に対し、上告人らから上告があった。よって、当裁判所は次のとおり判決する。

主文

本件上告を棄却する。

上告費用は上告人らの負担とする。

理由

上告代理人新美隆、同藤沢抱一の上告理由について

所論の点に関する原審の事実認定は、原判決挙示の証拠関係に照らして是認するに足り、原審の適法に確定した事実関係の下においては、所論の点に関する原審の判断は、正当として是認することができる。原判決に所論の違法はない。論旨は、原審の認定に沿わない事実を交え、独自の見解に立って原判決を論難するものであって、採用することができない。

よって、裁判官全員一致の意見で、主文のとおり判決する。

(裁判長裁判官 遠藤光男 裁判官 小野幹雄 裁判官 井嶋一友 裁判官 藤井正雄 裁判官 大出峻郎)

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